うつ病は今や13人に1人がかかる病気となった!

 
昨今はうつ病患者が急増しています。
そのため社会的にもうつ病が認知されつつありますが、それでも自分は風邪も引かない健康体と思っている人にとっては遠い世界の出来事で、そのような人は未だに偏見を持っているところも正直あるようです。
 
「うつになる人は精神が弱いんだろ。」
「プラス思考で生きていけばうつ病なんかにはならないんだ。」
「甘やかされて育てられたんじゃないかな」・・・
という様な見方で、弱い人間がうつ病になるという偏見が多いようです。
 
うつ病は次のような性格の人がかかると言われています。
 
   真面目
 ●  几帳面
 ●  責任感が強い
     
 
しかし、私の経験では必ずしもこのような性格の人ばかりがかかるものでもないように感じています。
つまり、健康体で一見元気な人であってもうつ病は人事ではないということなのです。
 
心の闇に捉われると一瞬にして人生が、世の見方が変わります。
昨日まで元気だったのに、何かをきっかけにして地獄の底を這いずり回るような落ち込みに入ってしまいなかなか自分で這い上がることができなくなります。
いつ何時、健康体で病気知らずの人が気力減退、やる気なしに変わってしまうかわかったものではありません。
 
人生は何があるかわからないもので、人生のリズムには好調期もあれば低調期があり日単位のリズム、月単位のリズム、年単位のリズム、数年単位のリズムがあります。
まずはうつ病になりやすい人は心が弱いわけでもないということ、うつ病は誰もが罹患する可能性をもった病気であるという認識を持つことが大切です。
 
では、実際にうつ病(躁うつ病を含む)の患者数がどう推移しているかをみてみます。
 
厚生労働省の「患者調査」によると1996年は43万人、99年は44万人だった患者数が2002年には71万人に急増し、最新の調査結果では2008年には104万人になっています。
これは約10年間で2.4倍という驚異的な伸び率です。
この患者数の内、約2/3が女性です。
増加している年代では30代が目立ちます。
病院にかからない人もいるでしょうから、実際にはもっと多いものと考えてよいでしょう。
 
この原因には会社のリストラ・合理化によって現場へのしわ寄せが生じ、仕事がハードになったこと、成果主義で評価され心身が疲労していることと考えられています。
また、所得が減少していることから家庭内でもギスギスした雰囲気になっていることも考えられます。

 うつ、不安

しかし、社会的通説だけでは説明がつかない部分も多く、うつ病の原因については後に一章を設けて詳しく考察していきます。
 
アメリカではもっとひどい状況で、ある資料では3500万人、人口の16%が一度でもうつ病で治療が必要になるレベルになったといわれています。
アメリカの社会現象はいずれ日本でも起こることが多いので、日本のうつ病患者数もまだまだ増えていくのでしょう。
 
 
 
 
 
 
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